ミュージカル「カミヒト」

クリエイティブプロデューサー
脚本・演出・舞台美術・作曲
高梨元秀　
GENSHU TAKANASHI
 
2012年3月1日生 中学２年生 
幼少時代からミュージカルが大好きで９歳からオリジナルミュージカルの創作を始める。脚本、作曲、演奏、美術、メイク、全ての役を１人でこなし、過去３作の長編ミュージカル動画を制作。また、オペラやミュージカルの舞台、映画やテレビ朝日『サンドイッチマン＆芦田愛菜の博士ちゃん』に【ミュージカル博士ちゃん】として出演 。2023年には舞台劇『ぼくと14人のボクの夏休み』で主役を演じ、劇中で自身が作曲した曲を歌うなど活躍の幅を広げている。同年には初の個展『The FIRST Art Exhibition』にて仏画や曼荼羅の作品を発表。2024年は少年アーティスト・高梨元秀の『Imagination WORLD』個展を小豆島MOCA HISHIO ANNEX（醤の郷現代美術館別館）にて約１ヶ月間開催しミュージカル『カミヒト』の世界観を発表した。

作曲・編曲
鎌田雅人　
KAMATA MASATO
 
茨城県ひたちなか市出身。1998年メジャーデビュー。2000年、hitomiに提供した『LOVE 2000』で日本レコード大賞優秀作品作曲賞受賞。近年のミュージカル作曲作品に『暁のヨナ』『NeoDoll』『無人島に生きる十六人』『薔薇王の葬列』『ぼくと14人のボクの夏休み』、劇団ミュ『Liebe』『추락 -墜落-』『初恋』『ジャンヌダルク』などがある。音楽監督キーボーディストとして浦井健治、甲斐翔真、岡田浩暉のコンサートや、吉本芸人による即興SHOW『THE EMPTY STAGE』を担当。最近は、浜田雅功、島津亜矢、飛龍つかさに作曲作品を提供している。日本音楽著作権協会正会員。

出演　闇の神サゲザーナ役
KENTARO　
 
1969年生まれ。⾼校卒業後、劇男⼀世⾵靡に⼊団し、1992年に退団するまでストリートパフォーマンスを中⼼に活動。以後、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『レベッカ』『ピアフ』『オリバー』『シスター・アクト〜天使にラブソングを〜』『Liebe~シューマンの愛したひと~』『Take Me Out』など、ミュージカルや舞台を中心に活躍を続ける傍ら、近年は洗足学園音楽大学ミュージカルコースの非常勤講師など、後進の育成にも力を注いでいる。

出演　モルト陛下役
観月ゆうじ　
YUJI MIZUKI
 
坂戸エンターテイメント所属。大阪芸術大学を経て劇団四季付属研究所入所後、劇団四季に所属。退団後、谷桃子バレエ団に所属しバレエダンサー、ジャズダンサー、ミュージカルアクターとして数々の舞台に立つ。現在は歌手として活動、ビクターエンタテインメントの歌手として楽曲をリリース中。NHK『日曜バラエティー』『きらめき歌謡ライブ』、ニッポン放送『あなたとハッピー』などに歌手として出演。俳優としては、ブロードウェイミュージカル『チキチキバンバン』『Big』の主演の他、WAHAHA本舗など多岐にわたる舞台で活躍中。
【受賞歴】・金光郁子芸術賞受賞　・第17回日本ジャズダンス芸術協会ダンスコンクール 最高位グランプリを受賞

出演　太陽神グランディーヌ役
坂口卓也
TAKUYA SAKAGUCHI
 
声楽家　モーツァルトが大好きな父を持ち、モーツァルトのレコードしかない家に生まれる。4歳の頃幼稚園の帰りに毎日楽器店のウィンドウに張り付いて中のピアノ教室に食い入る様を見兼ね、ピアノ教室に通わせてもらい、音楽人生が始まる。中学時代は、吹奏楽部でトランペット、指揮を受け持つ。高校時代は、吹奏楽団でトランペットを吹き、関東大会へ進出。また合唱団へ参加し、初の「第九」「カルメン」公演に参加。音楽大学を卒業。ドイツイタリアで6年間研鑽を積みテノール歌手としてデビュー。ルーマニア国立歌劇場にて「トスカ」その他公演の主役テノールを務める。国内でも数々のオペラ、オペレッタに出演。またミュージカルでは、コマ劇場「その男ゾルバ」に100公演以上出演。マイオン企画「眠れない夜」、劇団TOC-co「ユーカリ島は夢の島」「Kenji Robot」「稲田姫物語」でメインキャストを務める「坂口声楽塾」を主宰し、門下からは優秀な歌手を輩出している。

振付
永森彩乃
AYANO NAGAMORI
 
チェコ国立バレエコンセルヴァトワールを卒業後、プラハボヘミアバレエ団、サウスボヘミアン劇場バレエ団でソリストとして活躍。多数の舞台で主演経験を重ね、2022年に帰国後も国内外で活動を継続。映像作品やモデル活動も行い、「日本国際交流基金」の企業ムービーに出演するなど幅広く活躍中。全国舞踊コンクール第一位や九州国際ダンスコンペティション第一位、ピルゼン国際バレエコンペティションにてベストパートナー賞、New Prague Dance Festivalにてニューシアター賞など、国内外の主要コンクールで多数受賞歴を持つ。

演出補佐
白鳥雄介　
YUSUKE SHIRATORI
 
1989年生まれ、札幌市出身。演劇ユニット・ストスパ主宰。 「それでも前を向いていく」を作品テーマに、どうにも笑うしかない状況で、もがき立ち上がる人間たちを描く。劇場を出たあとの優しい風を感じてもらうことを大切に、自団体のみならず、外部での脚本・演出でコメディからシリアスまで多くの作品に参加。またアニメやYoutubeなどの映像作品にも活動の幅を広げている。 近年の代表作は、『笑ゥせぇるすまん THE STAGE』脚本、『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』演出、『カリスマdeステージ～おかえり！カリスマハウス～』演出、『池袋サンシャイン座長フェスティバル』脚本、他多数。

美術アドバイザー
石原敬
K ISHIHARA
 
セットデザイナー、舞台美術家。1990年に渡米。1994年New York School of Visual ArtsのFine Arts学科を経て、Illustration/Commercial Arts学科を卒業。2019年にBLANk Research and Development INC.を設立。参加作品に『バケモノの子』（青木豪演出）、『チャーリーとチョコレート工場』『Mrs. Green Apple WHITE LOUNGE』（ウォーリー木下演出）などがある。
 
元秀君の頭と手の中から生まれ出たデザインがリアルスケールとなって空間に現れることの興奮。そこへ色々な人たちの才能が混ざり生み出されるエネルギー全てを感じてほしい。今回のこの感動が君の今後の創作に大きな影響を与えるものだから。

プロジェクトアドバイザー
西野亮廣
AKIHIRO NISHINO
 
1980年兵庫県生まれ。芸人・童話作家。著書 絵本『Dr.インクの星空キネマ』『ジップ&キャンディロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』『えんとつ町のプペル』、小説『グッド・コマーシャル』、ビジネス書『魔法のコンパス』『革命のファンファーレ現代のお金と広告』他
 
高梨元秀は、誰の模倣でもなく、自らの内に独自の世界観を育み、既成の枠組みに収まることを拒みながら、"創造"という未踏の領域へと静かに踏み出している。彼に寄せる期待と共にあるのは、これまで磨かれることなく夢破れていった、無数の才能が存在するという現実だ。私たちはいま、ひとつの才能が開花するか否かの岐路に立ち会っている。果たして今回は、どうだろう。ひとつ確かなことは、高梨元秀が、その分岐点に辿り着くに足る「切符」を、すでに手にしているという事実だ。それ自体が、極めて稀有で、かけがえのないことである。だからこそ、この瞬間を見過ごすべきではないと心から思っている。